※画像は公式サイトのURLを組み込む形で貼り付けています。
2010年に先代の5代目三遊亭圓楽師匠の名を受け継いだ6代目三遊亭円楽さん(本人は「圓楽」ではなく簡単な方の字を使い「円楽」で通すとしています)。
笑点では腹黒いキャラを演じていますがその素性はどのような人なのでしょうか。
6代目三遊亭円楽の素顔
本名:會 泰通(あい やすみち)
生年月日:1950年2月8日
学生時代に先代の圓楽師匠に弟子入りし「三遊亭楽太郎」を名乗るようにまります。その後2010年に6代目三遊亭円楽を襲名し現在に至ります。
笑点でのキャラクター
笑点では主に「腹黒」「エリート」「友達いない」キャラで通しています。インテリぶって他のメンバーを見下すような言動をしているかと思えば、友達がいないことを自虐的に言ったりもしています。
他の笑点メンバーからは腹黒で友達がいないキャラでいじられています。円楽さんのインテリ系の発言については全員スルーしており、無かったことにされるか不愉快に感じた司会者に座布団を取られるかしています。
桂歌丸と6代目円楽の本当の関係
歌丸との罵倒合戦は大喜利でだけ
歌丸さんが回答者だった時代も、その後5代目圓楽さんが勇退して歌丸さんが司会になってからも笑点では歌丸 vs 6代目円楽の罵倒合戦が行われます。
主に円楽さんは歌丸死亡ネタ、歌丸さんは円楽さんを腹黒・友達いない呼ばわりでお互いをぼろくそに言い合います。
しかしひとたび笑点をはなれるとよく2人会をやったり、歌丸さんが会長を務める落語芸術協会の客員会員に円楽さんを入れたりと、とっても仲良くしていました。
本当は歌丸大好き
円楽さんは歌丸さんを人間国宝にしようと署名を集めるなど、歌丸さんの事が大好きで尊敬していたのです。
「ジジイ!はやすぎるんだよ!!」
歌丸さんが亡くなった後の大喜利では、三問目にて天国の歌丸さんに呼びかける問題が出題されます。
そこで円楽さんは
「ジジイ!」と大声を出すのです。観客は「罵倒か?」と、笑いが漏れます。
しかしその後、涙声でさらに大きく
「はやすぎるんだよ!!」
と、悲痛な面持ちで天を仰ぎ叫んだのです。
一瞬だけシンと静まり返った観客席、その後とてもとても大きな拍手に包まれたのです。(ああダメだ思い出して書いてるだけで泣ける…。)
こらえきれなくなったのでしょう。その後は持っていた手ぬぐいで涙を拭うしぐさをし、感情がこれ以上溢れるのをギリギリで抑えていました。
6代目円楽は僧侶なので袈裟を着る
円楽さんは2016年3月に出家しています。「釈迦尊寺」というお寺で得度(出家)式を行い仏教の僧侶(僧名:『楽峰圓生』(らくほうえんしょう))になっています。
師匠の五代目圓楽さんがその生前に釈迦尊寺の住職との親交があったので、そこから円楽さんも釈迦尊寺との関係があります。さらに円楽さんは次男なので実家の墓に入れないようで、釈迦尊寺にお墓も建てているようです。
というわけで円楽さんは僧侶なので袈裟を着て公の場に出ることがあります。桂歌丸師匠が亡くなられた後の笑点特番では袈裟を着て番組に出演していました。